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脳障害の少女の体を現在のまま“停止”に 家族は愛情からと説明


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 脳に異常を持ち、歩くことも話すこともできない9歳の少女アシュリー。首は枕を使わなければ頭を支えることもできない。座ることもできず、栄養はチューブで与えられている。脳の知的機能は既に失われており、現在の医学では回復の見込みはない。しかし、アシュリーは体は成長し、日々大きくなる。今のアシュリーはまだ体が小さいが、大人に成長したら、今のように家族がアシュリーを抱えて、旅行や移動をするのも不可能になる。そこで両親が考えた解決策は、医学の力で、アシュリーを成長させず、子どもの体のままでストップさせることだった。(ベリタ通信=江田信一郎)

♪~その賛否はともかくとして、「ピロー・エンジェル(枕の天使)」とは、・・・美しい名前です。



アシュリーは元気に生まれた。しかし、間もなく脳の障害が見つかる。医者が診断をしたが原因は不明だった。2004年、アシュリーが6歳の時、胸の発育などが始まり、女性として成長していく体の特徴が現れた。

 両親はアシュリーを深く愛しており、自宅での介護を望んだ。大人の体になれば、家族だけの力で、世話をするのは困難になり、場合によっては施設に入れる必要も起きるかもしれない。同年、米ワシントン州(西海岸)のシアトル小児病院の医師に、両親は相談した。そして、両親が命名した“アシュリー治療法”と呼ばれる前例のない方策が採られることになった。

 これは、アシュリーの生育をストップさせ、子どもの体を維持させることだった。体が小さければ、両親の介護は大人に比べてはるかに容易になる。その方法はホルモン注射と、外科手術の併用だった。子宮摘出の手術や、胸が大きくなるのを防ぐ手術も行なわれた。

 アシュリーは現在、身長135センチ、体重は34キロ。家族によると、手術は胸などの重さをなくし、アシュリーの苦痛を和らげる意図もあり、また将来的に子宮や乳がんになる危険性がなくなるという。

 シアトル小児病院では当時、“アシュリー治療法”の実施を前に、倫理委員会で是非を協議した。結論は、患者に回復の見込みがない以上、親に治療法を選択する権利があるというものだった。当時この決定は公表されなかった。

 2006年10月、同小児病院の担当医が医学誌に“アシュリー治療法”を公表し、医学関係者に波紋を呼んだが、一般にはあまり知られなかった。しかし、アシュリーの家族が07年1月1日に、一連の経緯を綴ったブログ(http://ashleytreatment.spaces.live.com/photo)の存在を、電子メールを通じて報道関係者に送ったことで、賛否の渦を巻き起こした。

 米紙ロサンゼルス・タイムズが大きく報道した後、家族のブログにはアクセスが殺到した。多数の書き込みも寄せられ、9割が家族の決断を支持した。家族はブログを立ち上げたのは、同じような子どもを抱える家族を支援するのが狙いだとしている。

 “アシュリー治療法”については医学関係者の中からは、人間の成長という行為に、医学が干渉することに倫理上の問題があると反発する声も上がっている。

 ブログにアクセスすれば、誕生から現在までの家族のスライド写真14枚をみることができる。家族の名前は公開されておらず、写真もアシュリー以外は、顔の部分が隠されている。アシュリーには、年下の2人の妹と弟がいる。家族はアシュリーを「ピロー・エンジェル(枕の天使)」の愛称で呼んでいる。父親は企業の重役という。

2007年01月07日00時09分 (引用:Livedoor NEWS)

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転職に役立つ海外ニュース | 2007-01-08(Mon) 23:17:27 | トラックバック(-) | コメント(-)

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